2012年06月03日
インプレッサのドア傷
自宅駐車場で横に止めてあった自転車が倒れてヘコミが生じた。
車はインプレッサの新車、濃紺パール系の新色、塗装屋泣かせの色です。
小さな饅頭位のヘコミで、それほどえぐれる感じでなく板金は比較的簡単。
サンダーで板金箇所の塗膜を削り、通電出来るように下準備。
スポット的にヘコんだ箇所を電気で溶着して引っ張る作業です。
あまり引きすぎると、大きなひずみが出て、取り返しがつかなくなるので慎重に作業です。
伸びすぎてペコペコしないことを確認して、ひき作業が終わればパテ付け。
やや大きめにパテ盛りをします。
エアサンダーで表面をならしていきます。
下塗り、サフェーサー塗装をして表面処理は完成です。
その間に色の調合です、データ調色をしておきます。
デジタル秤で千分率の調色で10種類近い調色塗料を使います。
最終調色は太陽光の下、直接現車で合わせます。
塗装ブースでマスキングをして塗装作業の行程です。
ドア一枚で一台丸々マスキングです。
塗装終了後、外に出して塗装の出来具合の確認です。
そして自然乾燥、そして遠赤外線による強制乾燥をします。
乾燥工程に通常1日を費やします。
電動バフによる磨き仕上げをして表面を鏡面のように磨きます。
塗装してない前後のパネルとの色と塗膜はほぼ完ぺきに仕上がりました。
昨日、代車に乗っていただいたオーナーが来店。
満足して帰られました、ありがとうございました。