2011年01月17日
リヤフェンダーの交換
車の構造上、ドア意外の前側の外販パネルはほぼネジ止めで出来てる。
リヤフェンダーだけは溶接で付いているので、損傷を受けると結構大事になります。
板金が出来るといいのですが、この車のように損害が大きいと、交換になります。
車はスズキアルト、右のリヤフェンダー交換作業手順です。
リヤバンパー、室内のシートや内張りなどを外します。
リヤフェンダーパネルは抵抗スポット溶接でとまっています。
テレビでロボットが火花を飛ばしながら溶接するのを見たことがあると思いますが
直径1㎝弱の丸い溶接痕で5㎝間隔位で連続してとめてあります。
ドリルでその痕を探して、表のパネルだけ穴をあけて溶接を剥がします。
このパネルは天井の一部、下側はステップパネルと一体になっているので、途中で切断します。
アウターパネルとインナーパネルの間にタガネを入れて剥がしていきます。
上手にスポットがドリルで切り込んであると、右の写真のように簡単にはがれます。
リヤフェンダーを剥がしたところ、と新しいパネルと並べた所
切り取った所に合わせて、新しいパネルを切断します。
左が上側約1㎜の隙間、右はタイヤハウスの部分で2㎜
理想は間隔1㎜位、それ以上狭いと溶接の時、ひずみが出る。
右の2㎜は限界、実際には5㎜でもギャップ溶接をするが、仕上がりが汚くなります。
最初に点付け溶接して、平らになるように調整します、その後隙間をすべて溶接していきます。
溶接のボコボコをサンダーで削って、平らにします。
上下の付き合わせはCO2電機溶接ですがその他は抵抗スポット溶接。
溶接ロボットはありませんので、エア加圧式手動スポット溶接機で一つづつ溶接していきます
板金作業が完了です。
この後パテを引き、下塗り、上塗りと工程を経て、塗装完成となります。