2009年03月27日
ステップ部の修理
アウターパネルの修理には、基本的にはハンマーとドーリー(当てバン)を使います。
損傷部分のパネルの内側に当てバンを当て、外側からハンマーで周りを叩いて、凹んだ部分を元に戻します。
損傷が大きいと鉄板自体が伸びますので、伸びた部分は熱を加えて縮めます。
基本的にはこれだけですが、手の入らない場所も多く、最近のプレスは複雑になっていますので単純にはいきません。
手の入らない場所の板金作業の場合は、
昔は切開し板金して溶接して戻す、または裏側を切り取って当てバンが入るようにする作業をしていました。
でも最近はスタットと言って針金やワッシャを電気で溶接しそれを引っ張ってへこみを直す作業が一般的になって来ています。
セフィーロのオーナーのCさんは綺麗好き、いつもピカピカ、ちょっとの傷や凹みがあるとすぐに修理をします。
今回は浅い側溝に右後輪を落とし、ホイルカバーのが割れ、ロッカーパネル(ステップ部)が少し凹みました。

右リヤドアの下の部分が凹んでいます。 へこみ部分の塗装を剥離し鉄板を出します(通電する為)

凹んだ部分に波型のチップを溶植し、スライドハンマーで引っ張り作業です。
面で引くので全体的に凹んだ部分が一緒に出てきます、何回か、場所を変え作業をします。
右の作業は特にエグレた所は菊型ワッシャを間隔を狭くして強い力で引っ張ります。

引っ張り作業完了で、ほぼ鉄板の形状が元に戻って、板金作業完了です。
作業した場所にパテを盛り付けます、粗いサンドペーパで表面を削り、成型します。

成型がほぼ完了したら、仕上げのパテを薄く付け、細かい目のサンドペーパーで表面を仕上げます。
マスキングをしてサフェーサー(下塗り)をします。
最後にキズ等を仕上げ用パテで目をつぶしていきます。

塗装ミストがかからないように、かなり大きく古新聞紙等でマスキングをして、仕上げ塗装をします。
乾燥後、バフ作業(コンパウンドで塗装表面を磨く)をして完成です。
損傷部分のパネルの内側に当てバンを当て、外側からハンマーで周りを叩いて、凹んだ部分を元に戻します。
損傷が大きいと鉄板自体が伸びますので、伸びた部分は熱を加えて縮めます。
基本的にはこれだけですが、手の入らない場所も多く、最近のプレスは複雑になっていますので単純にはいきません。
手の入らない場所の板金作業の場合は、
昔は切開し板金して溶接して戻す、または裏側を切り取って当てバンが入るようにする作業をしていました。
でも最近はスタットと言って針金やワッシャを電気で溶接しそれを引っ張ってへこみを直す作業が一般的になって来ています。
セフィーロのオーナーのCさんは綺麗好き、いつもピカピカ、ちょっとの傷や凹みがあるとすぐに修理をします。
今回は浅い側溝に右後輪を落とし、ホイルカバーのが割れ、ロッカーパネル(ステップ部)が少し凹みました。
右リヤドアの下の部分が凹んでいます。 へこみ部分の塗装を剥離し鉄板を出します(通電する為)
凹んだ部分に波型のチップを溶植し、スライドハンマーで引っ張り作業です。
面で引くので全体的に凹んだ部分が一緒に出てきます、何回か、場所を変え作業をします。
右の作業は特にエグレた所は菊型ワッシャを間隔を狭くして強い力で引っ張ります。
引っ張り作業完了で、ほぼ鉄板の形状が元に戻って、板金作業完了です。
作業した場所にパテを盛り付けます、粗いサンドペーパで表面を削り、成型します。
成型がほぼ完了したら、仕上げのパテを薄く付け、細かい目のサンドペーパーで表面を仕上げます。
マスキングをしてサフェーサー(下塗り)をします。
最後にキズ等を仕上げ用パテで目をつぶしていきます。
塗装ミストがかからないように、かなり大きく古新聞紙等でマスキングをして、仕上げ塗装をします。
乾燥後、バフ作業(コンパウンドで塗装表面を磨く)をして完成です。
Posted by bpyasu at 23:18│Comments(0)
│軽作業