2011年09月23日
新型イストの修理
トラックに追突された新型イスト。
ガラスが割れ、無残な姿で入庫してきました。
乗用車同士だとバンパー同士の低い位置が当たりますが、トラックなので上の方に衝撃が来ています。
バンパーは勿論、リヤパネル、バックドア、右リヤフェンダーが完全に潰れ、内部まで変形しています。
激しくぶつかったので右リヤドアが開きません。
追突の場合、殆ど相手の弁償、保険対応となります。
フレーム修正機を使い凹んだ部分を最初に引っ張り出します。
全体的に引き戻すのが主な目的なので引きちぎれても引っ張ります。
この作業によりリヤドアとリヤフェンダーの隙間が正常位置に戻り、ドアが開くようになります。
損傷を受けた部分をインナーパネルとも外し作業をします。
一日以上かかり外して、新しいパネルを仮に取付てマッチングを見ます。
リヤフェンダー交換は基本的にルーフ近くでのカット作業となります。
実際には下の方ほど楽なのですが上の方が幅が狭くなっているのが普通です。
しかしこの新型イストはルーフに近いほど幅が広がっています。
旧型はここにガラスが入っていましたが、新型は40㎝以上の幅になっています。
悪いことにひずみが上まで’ルーフに近いところまで来ているため悩みました。
いっその事ルーフの継ぎ目で交換しようかと思いました。
でも塗装がルーフにもおよび、保険屋の見積りにはフーフの塗装は入っていません。
ギャップ溶接のためひずみが出やすく、色が黒系で塗装担当からクレームがつきそうで怖い。
溶接前に大切なことが有ります、新品部品のカット作業です。
理想的には切り残した部分との接合の隙間が1㎜が目標です。
0.5㎜の隙間でもいいのですが、仮止めの都度微妙に変わるので、ギャップが無くなる場合が有ります。
溶接していると膨張してくるので後で付けるほど狭くなってきます。
するとパネルが大きくひずんだりします。
実際には狭くならないように一定間隔で点ヅケしてから連続溶接します。
左が上側、右の写真は下側のステップに近いタイヤハウス部分の点ヅケした所です。
自分で言うのもなんですが、すごい集中力で溶接しました。
何とかへこみやペコペコが出ずに完成です。
その後パテ付けした所の写真が右
塗装担当に回し、左がパテ作業後の下塗り終了時の写真。
右はその後塗装完了時、ひずみも無く鏡面に仕上がりました。
磨き作業を終えた後、バンパー、ガラス、内装などを取り付けて完成です・
Posted by bpyasu at 20:27│Comments(0)
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