2012年01月08日
バンパーの役目
この写真を見ただけで車種が何か分かりますか?
最近のクルマはこのように車体の前部をグルッと覆っています。
正解は現行プリウスです。
車のバンパーの役目は歴史と共に変わってきました。
大昔はメッキの金属製、「バンパー」をネットで調べると、
「衝撃や振動を和らげる緩衝装置のこと。素材自体の弾力性やバネなどを利用して衝撃を吸収・緩和する」とあります。
そしてメッキから大型のウレタン製、中に骨格となる厚い鉄板で構成されていました。
当時のウレタンバンパーはとても強固で、前から衝撃を受けると留めてあるフレームが曲がるほどでした。
最近はその骨となる金属が柔らかい素材になり、やがて使われなくなりました。
それでも数年前まではプラスチック素材そのものが3㎜位の厚みがありました。
ところが初代プリウスの頃から厚みが2㎜を切るほど薄くなっています。
この薄いバンパーはトヨタ系では先代ヴィッツや現行ハイエースなどにも受け継がれています。
もはやバンパーはその衝撃吸収の役目を放棄して、空気抵抗と前部のスタイルを構成するのみの部品となっています。
バンパーの下部の傷で入庫したこの車。
外して1本ブキ塗装をして完了です。
ただし薄いので少しの傷ですが切り裂きが生じていました。
波型ステンレス針金を熱処理で埋め込んで補修後、塗装作業で完成です。
うすくなったトヨタのバンパーは、その分若干値段も下がっています。
そんな訳で、修理か交換かの判断はこれからは車種にもよりますが交換に大分傾きそうです。
Posted by bpyasu at 20:00│Comments(0)
│軽作業