2009年09月04日
ちょっとぶつけただけ?
「ちょっとドアを擦っちゃった」と言って来店のNさんの車
今年下ろしたての新型クラウン、少しの傷でも、すぐに直しに来てくれるお得意様です。
一見たいしたことなさそうですが、ホントはすごく潰れているのです。
中のビームがこれほど浮き出るまで擦るには、車が横に動くほどの衝撃ではないかと思う。
内張りを開けると、中にパイプ状の補強が入ってる
自動車メーカーは皆衝撃安全ボディになっていて、エンジンルームや後ろのトランクルームが潰れても、
キャビンを守るように出来ています。
トヨタの安全対策ボディの名称はGOA、
このドアのパイプ状のものは普段ビームと言っていますが、正式には「インパクトビーム」
前後の衝撃からも守るように出来ていますが、横からの衝撃にも強い。
横転しても耐えられるように出来ているそうです。
しかし板金屋の修正作業をする立場からすると全く邪魔なもの。
少し凹んでいても、このビームがあるので板金出来ない場合が多いからです。
勿論、このNさんのクラウンのように派手に潰れていればアウターパネルは完全に変形しているので修復不能です。
車が完成するのを待ち遠しいのか、たびたび来てくれるNさん。
交換作業になり部品待ち等、ちょっと手間取っていますので、もうしばらくお待ちください。